全経3級レベルを無料で学べる!自宅で受講!電卓検定講座

📗第2回 電卓検定の概要について

皆さま、こんにちは!自宅CAN.COMの管理人のジタッピーです。さて、2回目となる今回は、電卓検定とは何かといった電卓検定の概要について説明するとともに、オススメの電卓についても紹介します。
 

全経3級レベルを無料で学べる!自宅で受講!電卓検定講座(第2回電卓検定の概要について)

📖電卓検定とは?

それでは早速ですが、電卓検定とは何かについて説明していきます。電卓検定の目的は、電卓の機能をきちんと理解し、いかに効率よく、かつ正確に使用することができるかを評価する検定です。

今ではPCのソフトウェアなどで行うケースがほとんどかと思いますが、例えば経理を目指す人にとっても一応取得しておいたほうがよい資格といえるでしょう。ちなみに電卓を速く入力できるようになるとPCのテンキー入力はもちろんのこと、最近は使用する機会もなく、あまり意味もないですが、固定電話の電話番号(番号の並び順は違うが応用できる)を入力も速くなります。

📖電卓検定の種類

電卓検定の種類は主催する団体によって異なってきます。代表的なものを挙げると、公益財団法人全国商業高等学校協会による「珠算・電卓実務検定」、公益社団法人全国経理教育協会(全経)による「電卓計算能力検定試験」「財団法人全国商業高等学校協会の電卓実務」、一般財団法人日本電卓検定協会による「電卓技能検定」などがあります。なお、今回ここで資格取得を目指す検定は、そのうちの全経による電卓計算能力検定でレベルは3級になります。

📖全経の電卓検定試験について

全経の電卓計算能力検定試験は乗算、除算、見取算、複合算、伝票算の5科目(各100点満点)で構成されています。ちなみに合格するには1級から4級までの場合、5科目全てで70点以上をクリアする必要があります。制限時間については各科目10分となっています。

なお、電卓検定は1級が最高レベルというわけではなく、さらにその上には「段」があり、その段は「初段」から「10段」まであります。段位の場合は、1級レベルの問題数が2倍で構成され、点数も1科目200点満点となります。

段の合格の基準は各科目で、それぞれ100点以上であることが前提で、その上で取得した点数に応じて段位が決まります。例えば、各科目でちょうど100点であった場合には計500点となるので初段となります。二段目以降は50点ずつの加点で決まるので、例えば合計点が575点あれば二段となります。ちなみに全て満点(合計1000点)であれば、もちろん10段となります。

試験の日程に関しては、2月、5月、7月、10月、12月の年5回行われ、受験料は段位:3,000円、1級:2,000円、2級:1,800円、3級:1,500円、4級:1,200円なっています(2020年4月現在)。

【今後の試験の日程】
・第156回:2022年02月26日(土)
※全て全国一斉
※天変地異など試験会場により、延期になる場合もあり(詳しくは全経の公式ウェブサイト(http://www.zenkei.or.jp/exam/deskcal)にて確認ください。)

📖オススメの電卓

電卓はいうまでもなく様々な種類があります。では、そうした中でどの電卓を使えばいいのかということになりますが、電卓検定では1級では12桁、3級でも10桁が必要です。また、「M+」や「M-」といったメモリ機能も必須です。そのため、12桁に対応でき、かつメモリ機能がついた電卓を選びましょう。安い電卓にはメモリ機能がついていないタイプもあるので注意が必要です。その上で、自分が使いやすいと感じる電卓を選ぶのがポイントですが、電卓検定はスピードが問われる検定でもあるので、以下のようなボタンが大きく、かつ押しやすい電卓を選ぶようにしましょう。


 

[記事更新日:2021年12月13日] [記事公開日:2020年4月5日]