📗第5回 電卓のホームポジション
皆さま、こんにちは!自宅CAN.COMの管理人のジタッピーです。さて、5回目となる今回は、電卓におけるホームポジションとタッチ・メソッド(指の使い分け)について説明していきます。
📖電卓のホームポジションについて
それでは早速、電卓のホームポジションについて説明していきますが、まずホームポジションという言葉自体を初めて耳にしたという方もいるかもしれないので、そこから説明していきます。
ホームポジションとはざっくり言うと、効率的に入力するための最適な指の配置です。例えば、電卓ではなくパソコンでも、多くのキーボードで「F」と「J」のキー、そしてテンキーが付いているキーボードであれば数字の「5」のキーに凸凹(ポツ)した部分が付いています。パソコンの場合には「F」に左手の人差し指を置き、一方の「J」に右手の人差し指を置くと、パソコンでのホームポジションの形が出来上がります。
このホームポジションには電卓にも同様に存在します。電卓の種類は数多く存在するものの、テンキー(1~9)の配置については、左から下へ「7・4・1」「8・5・2」「9・6・3」というように共通しており、多くの電卓で数字の「5」のキーに凸凹(ポツ)した部分が付いています。
つまり、電卓ではこの「5」のキーが基準となり、ホームポジションを形成していくことになりますが、電卓においては中指を数字の「5」のキーに添えます。そして右利きであれば、その状態で数字の「4」のキーに人差し指を添え、数字の「6」のキーに薬指をを添えます。そうすると、「4」「5」「6」に指が添えている状態になりますが、これが電卓のホームポジションとなります。
📖テンキー(1から9)のタッチ・メソッド
続いてテンキー(1~9) のタッチ・メソッド(指の使い分け)についてですが、特に難しいことはなく、「7・4・1」のキーに関しては人差し指、「8・5・2」のキーは中指、「9・6・3」のキーについては薬指を使って入力します。なお、このテンキーのタッチ・メソッドは先にも記した通り、どの電卓でも共通しています。
📖テンキー以外のタッチ・メソッド
次にテンキー(1~9)以外のキーについてですが、電卓によってそれぞれ配置が異なるため、自分で入力しやすい方法を見つける以外に方法はありません。
ジタッピーが使っている電卓では、「0」のキーは右下にあるので親指、「=」のキーは「3」のキーの下にあるので薬指、小数点のキーは「2」の下にあるので中指、そして「+」のキーは一番右下にあるので小指を使って入力しています。なお、言葉だけではイメージしにくい部分もあるので、参考までに下記に図を載せていますが、自身で色々と試しながら、出来るだけ早めにその電卓に合った最善の入力方法を見つけるように心がけましょう。
[指の使い分けの例(CASIO AZ-205A)]
出典:JPN-WORLD.COM
https://jpn-world.com/sikaku/sikakuouenhen/dentaku4.html
以上で電卓のホームポジションは終了です。さて、次回からはいよいよ実践(テンキーの練習)へと入っていくので、その実践に入る前にしっかりと今回のホームポジションについて理解を深めておきましょう。
[記事公開日:2020年4月25日]