自宅で受講！電卓検定講座（第7回見取算について学ぼう）

📗第7回見取算について学ぼう

皆さま、こんにちは！自宅CAN.COMの管理人のジタッピーです。第7回目となる今回は、いよいよ検定の科目の一つでもある見取算について学んでいきますが、回答欄に答えを書くときに注意しなければならない点はあるものの、内容自体は検定の科目の中では一番簡単なので、気を楽にして取り組みましょう！
　

📖見取算の概要

まず、見取算とは何かですが、平たく言うと足算・引算のことです。ただ、電卓検定では足算は加算、引算は減算といいます。では具体的に見取算とはどういうものなのか、次の例を見てみましょう。

【例題】
￥　78,688 485 673,358 －9,737 －84,644 6,845 765,229 638 －71,863 －181,195 －868 16,547 286,763 1,433 54,869

答え￥1,536,548

前回の講座でも既に練習しているので、特に難しいこともないかと思いますが、念のため解説すると、例えば－9,737のような部分は減算（引算）を意味しているので「－」のキーを使用し、それ以外の485のような部分は加算（足算）となるので、「＋」のキーを用いて計算します。

電卓検定ではこのような計算問題が10題出題され、その桁数は級ごとによって異なり、3級では3～6桁、2級では4～8桁、1級では5～10桁で構成されています。なお、段位は1級レベルの問題が2倍の20題で構成され、制限時間は級・段ともに共通で10分となっています。

見取算は至って簡単ではありますが、前述の通り、解答欄に答えを記入する際には気をつけなければならない点があるので、次にその点を見ていきましょう。

📖解答欄に答えを記入する際の注意点

では、まずは先ほどの例題を見てみましょう。その例題の中には「￥」があるのが分かると思います。ちなみにこのように数値に単位がついた数字を名数といいます。なお、問題に「￥」がある場合には、解答欄にも「￥」を記入しないと不正解になってしまうため、注意しましょう。これは見取算のみならず、今後の講座で登場する乗算・除算の一部の問題、さらには伝票算の計算でも出てくるので、それらの問題を処理する際は忘れないように注意しましょう。

また、「￥」だけでなく、「，」（コンマ）についても3桁ごとに書く必要があります。「，」（コンマ）も「￥」と同様、記入しないと不正解となります。なお、これは全ての科目において共通しているので、すぐに慣れるかとは思いますが、慣れるまでは記入漏れをしないように注意しましょう。

ただし、「￥」も「，」（コンマ）も印刷されているような文字で書く必要はありません。「￥」はアルファベットの「Y」に横棒二つ、一方の「，」（コンマ）は左下に向かって点を書くというような感じでOKです。

【例】

出典：JPN-WORLD.COM
https://jpn-world.com/sikaku/sikakuouenhen/dentaku6.html

「，」（コンマ）が出てきたついでに、小数点の書き方についても説明します。小数点の書き方は「，」（コンマ）の逆であり、以下の例のように右下に向かって点を書くような感じです。今後、乗算や除算で頻繁に出てくるので、しっかり区別して書けるように癖をつけましょう。

【例】

出典：JPN-WORLD.COM
https://jpn-world.com/sikaku/sikakuouenhen/dentaku6.html

📖見取算の練習問題

では、最後に以下の練習問題にチャレンジしてみましょう。制限時間3分です。なお、解答は当ページの下部にあります。では、スタート！

練習1	練習2	練習3
￥　　34,672 835,210 875 57,639 5,883 751,298 884 28,359 6,152 285,008 81,335 675 3,181 47,338 812,470	￥　　623,254 368 98,772 3,540 505,867 82,384 3,687 721 180,984 42,245 675 73,384 389,260 8,580 44,297	￥　　4,873 23,418 387,419 －653 －91,243 －5,809 65,843 573,640 31,898 236 547,283 7,110 －60,304 －438,219 645